歯医者こわい
今日は歯医者に行った
特に隠してもいないのだが、実は4年ほど前から矯正をしている
歯を動かす的なやつはもう随分前に終わってて、ここ何年かは元に戻っちゃわないようにとつけているリテイナーいう固定具の様子見と単純な歯の検診を3ヶ月に一度くらいのペースでしている次第だ
3ヶ月に一度と書いたが、実は今日は前回の検診から6ヶ月経っている
時が来ると歯医者さんからもうぼちぼち来いよって手紙が来るのでそれをトリガーにして行ってたのだが、引越しのゴタゴタもあったりして「次回の連絡はメールでお願いします」としたところ、うまく連携が取れなかったのか、メールが届くことはなかった
色々忙しかったこともあるが、出来ることなら歯医者には行きたくないという子供のような精神が、いい言い訳を見つけたと言わんばかりの解釈をして、放置するに至ったのだった
矯正する前まで歯並びがだいぶ悪かったこともあって、自分なりに頑張って歯磨きしてたものの、虫歯が出来やすく、子供の頃通ってた歯医者さんはたびたび「ちゃんと歯磨きしろ!」みたいな説教をよこしていた
そんな背景から子供心に歯医者行きたくない気持ちが強くなって駄々をこねたりしたのだが、親はそういう弱音に対して叱りつけるタイプだったので心底歯医者が苦手になってしまった
大人になって矯正してからは歯医者には基本褒められることばかりで嫌な体験はしてないのだが、いざ自分から行くとなるとトラウマが蘇って「一旦明日にしよう」を繰り返してしまうのだった
しかしながらリテイナーもそろそろボロボロになってきたので観念して予約を入れた
いざ診察が始まるとやはり緊張する
さっと歯茎確認されて「歯石もないし歯茎の健康状態は良さそうですね」とフィードバックをいただいた
しかしながらその声がどうもいつもよりワントーン低い
色々と不安が脳裏をよぎる
1. 歯石はないが虫歯はある
2. テンションがさがるほど口がくさい
3. 社会の窓が開いている
行く前にベロまでケアしたので口臭はいつも水準と考えると1,3あたりだろうか
そう考えて、1回目の「お口ゆすいでくださいね」でさりげなく3を確認
どうやら大丈夫そう
となると1か・・・
「逃げ回ったツケが帰ってきた。 逃げた代償はでかかったな」
そんな考えに苛まされて凹んでいると、特に何もなく、「はい、終わりです。 次は3ヶ月後ですね」と告げられた
あまりに想定外だったので「え、私の歯大丈夫なの!?」みたいな挙動不審な感じの振る舞いをしてしまった
みてくれた女医さんもやや困惑した顔をしてたように見えて途端に恥ずかしくなった
今ちょうどその歯医者からの帰りの電車なのだが次はちゃんと言い訳せずに予約しようと心にきめてこれを書いている
みんなも定期検診ちゃんといこうな!